城丸正ブログ

変人といわれるくらいの人が大切

2020.08.16

社員が30人います。

全員を一気に育てるのは難しい。

今度こんなことをやろうと思う、どうだろう。と提案すると、『面白そう、やらせてください』と言ってくる人間が1人いればいい。そして、その人間とまず始める。

それしかない、全員がその気になるのは求めないし、不可能。

人を育てるのは難しい。いい人材を採用し、育成し、その人たちが元気に前向きになってもらうことで、店や会社は継続する。

わかっているがなかなかできない。であれば、たった1人でも『面白そう、やってみたい』と言う人間1人に対して徹底的にやるのもあり。

そうやって10年後、その人間が次のリーダーになり、更に次の10年後の成長をつくっていく。

だからまず1人を育てることにするのもあり。所詮、中小零細は生き残るのに必死なんだから、やる気のない人間にエネルギーを使っている暇はない。

上越に『無印』が最大店舗をつくった。日経MJに1面で取り上げられていた。

これにも光と陰がある。ネット時代に小売店舗の一つの挑戦、巨大な商店街が地元資本でない資本でできた。さて、他の既存の商店はどんな影響が出るのだろう。

次から次へ、どんどん新しい『かたち』の店舗が人を集めていく。それに対し、30人いや100人の人材を育てて何とか生き残ろうなどと教科書のような話をしていても成り立っていかない。全く別な世界観でやるしかない。

それがなんなのかわからない、頭が悪いから。

ただ、あきらかにローカルに巨大スーパーではない別のモンスターが生まれたことは事実だ。

モンスターには変人で臨むしかないと思う。