昨日、言わなくともやる人がいないと会社はなくなると書いた。
今日、日経新聞に「静かな退職」という記事があった。「静かな退職」の解釈に関して勘違いしている自分がいた。
字面通り退職することだけでなく、会社に在籍はしているが与えられた仕事だけを淡々とこなし、決して無理せず消極的あるいは防衛的な働き方をすることもそれに当てはまるという。
この層が全体の46%を占めて前年より2.2ポイント増加している。なぜそうなったか。その理由はハッスルカルチャーへの反発なんだって。ハッスルカルチャーとは、絶えず働き、常に生産的でなければならない仕事こそが人生の成功という価値観であり、それを美徳化し理想化する労働文化のことだという。これに疲れた者が、この文化を否定し、反発して「静かな退職」に流れたといわれる。アメリカも日本もほぼ同じ流れだそうだ。
大きな理由としては、無理して頑張っても賃金が上がらないことだ。結果として経済成長もしなくなった。
でも日本には昔から独自の文化があった。自分が担当する仕事だけでなく、手伝ったり助けてもらったり、部門を超えて組織の中で互いに補完性を高めて結果として効率的な仕事に仕上げてきた。これが失われれば、組織の本来の能力を発揮できなくなる。そして生産性の低下につながり、さらに賃金は上がらなくなり(最悪下がり)、会社はなくなる。
いつの時代も、今はこうだという流れは起こる。大切なのは、あなたはどんな選択をして一回しかないそれも限られた時間しかない人生を生きるかではないか。
言われなくともやる人なのか、言われてもやらない人なのか、もしあなたに子供がいるとすると、子供はあなたを見ているはずだ。
さあ、あなたはどっちを選ぶだろうか。