城丸正ブログ

使い捨ての社会で本当にいいの?

2017.08.05

ロボット工学(AI)は日進月歩の勢い。これがいずれ大衆化されたとき、労働者の代わりをロボットがするようになる。

そして、ロボットが存在感を増していく時代。

なぜなら、日本の周りには非常に人件費の安い国がいっぱいある。コストを削減していくためには、さらにロボットを使うしかなくなる。人の意志の問題ではなく、経済がそういう状況をつくった。

時代の流れは止められない。それを直視し、考えなければならない。経済の進歩は、ある面では素晴らしい効果をもたらした。

経済的な豊かさが、幸せになる条件でもあった。

この経済を支えるのが消費。そして消費を多くすることが社会を守ると言われた。もっと消費してもらうにはどうしたらいいか。やっぱ『使い捨て』の社会を、今まで以上に続けなければならない。人が働くために、仕事をつくるために、商品は早く壊れる長持ちしない物を安く売って、買ってもらわなければならない。

Tシャツ¥350、嬉しいでしょう。ジーンズ¥980、嬉しいでしょう。3人掛けソファ¥39,800、嬉しいでしょう。

どんどん買って、どんどん捨てて、経済を今以上に上げていこう。その先は、ゴミの山か?

ゴミ処理代、半端じゃないんだよね。S.H.S鳥屋野の『J/Am(ジャム)』さんは、古くなっても良い物を長く使ってもらうお店です。

ジャンク・アートという世界、忘れてはいけない価値と文化なんだ。