城丸正ブログ

何でこうも簡単に一つの方向へ流れる

2020.09.11

あっという間に一つの方向に流れていく。

例えば、政治の『一強』はもういい加減にしてくれ、権力は人を好きなように、思うように動かす。そんなのはもうやめて欲しい。そんな空気が強くなり、コロナの影響もあり、支持率が下がった自民党政権、その権力の中心で首相を支えていた人が総裁選に立候補した瞬間に、何だか分からないがその人もその党もどんどん支持率が上がっていく。前首相の方針は継続していくみたいなことを言っているにもかかわらず、全く分からない。どうせ自分達の世界での勢力争いでしかないように思ったりする。人脈や派閥を利用し、流れに乗って上手く生きていこうとするのは政治の世界だけではないけど、人間の本能なんだろう。

俺は勝手にどうぞと思う。

それと、政治だけは60・70代のジジイがいつまでも君臨するんだろう。いい加減、30代・40代・50代にバトンタッチしないとね。

無理か、『権力』って魅力的であり、握ると放せない力なんだろう。首相が変わってもそんなに期待しない方がいいかもしれない。

期待外れはそこらじゅうにある。俺たちには目の前にある自分の仕事を通じ、1人でも多くのファンをつくる。支持者を増やすことで継続することができ、生活することができる。そこには派閥や人脈に頼る生き方は存在しない。だから彼等とは根本的に生き方が違うということ。

もう一つ、便利損と不便益。もっと便利に簡単にがどんどん進んで、電話会社が電話ではなくデータを利用して銀行と一緒になって、こんなサービスいかがですかと始めた事業がとんでもないことになった。普通の人の銀行口座からお金がドコモ口座へ流れて1800万円以上の被害が発生した。携帯電話の会社が顧客データを利用する経済のデジタル化、大企業は豊かさを生む主役はモノからデータに移り、成長する企業も大量の雇用を必要としない、一部の企業に富が集中し、低成長と格差拡大がさらに進むと記事にあった。

もう便利を追わず、逆に不便さの中にある不便益が見直されても良いじゃないのか。

経済のデジタル化はさらに加速する。そんな世の中で、不便益なことは逆走する見方かもしれないが、実は大切なことだと思っている。