一見、地味な仕事ほど、『俺がやったらちょっと違う』という仕事にできるか。
家具の積み込み・段ボールのガムテープの貼り方・トイレの掃除・倉庫の整理、一見つまらない仕事や裏方の仕事、みんなが積極的にならないような仕事に、敢えて目標を見つけて、『誰がやったか分からせてやる』といった気持ちを持つ。
同じ仕事でも人によって仕上がりは違う。
嫌々ながら手を抜いている人
普通にやっている人
一生懸命やっている人
では違いが表れる。
私はこれに気付くのに何十年もかかりました。
それと、人は時として『ま、いいか』と生きる動物です。だからまだまだ伸びしろがあるのかもしれません。
大切なのは、誰がやっても同じ仕事を、誰がやっても同じにならないようにするとか、誰もができることを、誰もができないくらい打ち込んでみるとか、それだけでいい。
でも、そこがもの凄く難しい。特別な事じゃないことを、どう捉えるか、ということだと思う。
我々は家具小売業という仕事。どこにでもある仕事だけど、どこにでもないねと言われたい。