「今回の衆院選の論点の一つになった賃金の引き上げについて、各党はおおむね時給1,500円の最低賃金を指標に掲げた。賃上げは切実な願いだが、原材料の高騰や大手企業との交渉に四苦八苦する町の工場や商店の経営者の顔も目に浮かぶ。経済同友会の新浪剛史代表幹事が最低賃金1,500円について『払えない経営者は失格だ』と記者会見で発言。企業淘汰にも言及した。大企業側に下請け企業の後押しも促したとはいえ、いささか乱暴に過ぎないか。」という記述の一部があった。
この代表幹事さんは大企業で一流と言われる会社の経営者だろうから、我々のような中小零細の「しゃちょー」の気持ちなどわかるはずがない。しかも、彼は創業者でもないと思う。
「政治家が勝手に時給1,500円を目指すのは簡単だが、公約通り賃上げできる環境を作らなければお前ら政治家も失格だ」と新浪さんは言うべきだった。
「裏金問題」は、時給10円、20円、30円、50円の違いにも神経を注ぐ我々の感覚とはあまりにもかけ離れた別世界のものだった。
なんでも言うのは簡単で、耳ざわりのいい事を言って票につなげたい思いが見え見えだ。なんだかんだで政治家さんも自分のことしか考えていない人が多いから投票率も下がってしまうのではないだろうか。
自分は期日前投票に行ったけどね。
当選して「バンザイ!!!!バンザイ!!!!」叫んでる場合じゃないんだよ。