城丸正ブログ

人手不足は民間だけではない

2018.09.08

5~6年前、人を募集してもなかなか来てくれないので何かいい方法ないかと悩んでいた時、長岡で合同企業ガイダンス無料ですから出店しませんか。という誘いに乗って出てみました。

私達は小さな会社ですから、ポスターを貼って、パソコンの小さな画面で映像を流し、私は顔が怖いので店長に会社の説明をさせました。

最初10人くらい学生が集まってくれたので、いよいよ主たる業務は小売業であり、接客販売業ですと伝えた瞬間、立ち去っていきました。隣のブースは国産自動車メーカーが学生に向かって、新しいカーライフの提案企業を目指します。50人くらいの学生が一斉にメモっている姿、その時うちは言い方が悪かった、新しいライフスタイルの提案と言えばよかったと反省しました。

要は、どっちも家具販売・自動車販売だっつーの!

世の中は『作る』『売る』『運ぶ』『サービスの提案』が基本的な仕事。あと公務員のブースは黒山の人だかりだが、例外もあった。

警察官はプラカードを持って会場を回っていた。何となく、今、警察官・自衛官・消防士、危険を伴う仕事を避ける傾向は強いのだろうと。

現実問題として、小売業・製造業・サービス業の中小零細企業は、人手不足のところが多い、今日の新聞の記事で自衛官も人手不足だそうだ。わかる気がする。危険の伴う仕事はできれば避けたい気持ち、憲法9条を改正したい自民党の議員が多いなかで、国を守る自衛官になり手が少ないわけだから、どうするの。という内容でもあった。

やさしさ満開でないと若い人が育たない、パワハラなどもってのほか。もちろんそうだけど、やさしさ=弱さにならなければいいけどね。

そのうち流れが変わる気がする。きっと誰が今の日本を守るのか、とかね。