アメリカの小さな町、ミシガン州の田舎町。観光地でもなければ、特別な名所があるわけでもない。それでも人々は街に繰り出し、語り合い、思い思いの時間を過ごす。静かに活気を取り戻しつつあるという記事があった。
かつては郊外型ショッピングセンターに人の流れを奪われ空店舗が増え、衰退の象徴とも言われた場所が今再び息を吹き返そうとしているという。
この復活は地域住民や商店主、行政などが一緒になってどこにでもある”普通の夢”を追い求めた結果だ。決して大規模で効率的な店舗なんかではなく、その街でしか出会えない「特別な何か」をもつ小さな商店、自然に人が集まるカフェやその他の店の存在が積み重なって、誰も見向きもしなかった場所や建物が修復され、美しい街並みが戻ることで人の動きそのものが絵になる空間や場所が生まれている。
その先に、自分の居場所として誇りを持てる「住みたい」「暮らしたい」と思える街の姿があるという。
世界のあちこちで戦争が起こっている今だからこそ、我々も含めて小さな店や会社が小さな商売を通じて、少しでも地域の役に立つことがあるのではないか。
地方でも次々と巨大な商業施設が売上を吸い上げているが、アメリカも同じだった。テック産業で成功した億万長者にスポットライトを当てるのもどこも一緒だ。
だけど、地方の小さな商売が街の息を吹き返しているというタイトルがいい。
それは「時計の針を戻す修復」
我々も同じようなことをやっているような気がする。