城丸正ブログ

ローカルファースト

2013.11.05

年収30,000円の人の国でつくる物と、年収3,000,000円の人の国でつくる物では売値は違います。安くて良い物を求めすぎると生産する場所は年収0に近い人の国はどこにあるかを求め、最後はロボットの開発をしはじめ、人に一切さわらせない生産が理想的な物づくり?まあ、物づくりの現場はそれでいいのかもしれませんが、人を失業に追い込んで、さあ安いから買ってくださいという考えがこれから通用するのかな。フェアトレードという活動も否定はしませんが、目線は足元の地場で苦しんでいる物づくりの現場を支えることも大切ではないかな。ローカルファースト、ローカルラブ、ワークラブ第2弾というところ。便利で簡単で安いを追求しだすととまらない。その裏側には破壊が起こる。ある意味では人間の五感すら無になってしまう危険がある。田舎で生きる人の一つの考え方。