城丸正ブログ

マイノリティであり続ける

2013.11.05

新しい商業施設ができると、ローカルファースト、ローカルラブ、ワークラブを強く感じます。強くて大きい企業が世界をまたにかけて出店し、あるいは日本をまたにかけて出店し、田舎のお金を大量に吸い上げて本社に持ち帰っていきます。人口が減っていく流れの中で常にオーバーストア状態、中国のウィグル族の気持、少しは理解できます。

私どもの様に今住んでいる場所を大切にするローカルの意識を持つスモールビジネスの存在も実は大事であると思っています。拡大できないが存在感を増すにはどうするかを常に考え実行し続けていくその先に、やっと社会の幸福度が上がる様な気がします。人の命と会社の命は同じで、いずれ寿命を意識しなければならないと思います。世の中の役に立たなければ人も会社も用無しです。マイノリティ(少数派)として物事を見るとき、どうしても今の流れを疑ってしまう。利便性を追求し、より早く、安く、簡単にという便利の毒に侵され始めています要注意。