小さい規模の我々は、何となく多数派の考え方よりも少数派の方に目が向いてしまう。
大切なのは少数意見や少数派を認める空気が大切だとも思う。
世の中的にはちゃんとした考え方ではなく、空気で動く人が圧倒的に多い。何となく風が左に吹き始めると、一気にみんな左へ、右に吹き始めると右に。ところが少数派は全体の流れに逆らうわけだから、それなりに深く考える。多数派に乗るということは楽な方へと流れて、結果的にみんなと一緒という安心と群をつくってしまう。
例えば、就職活動で紺や黒のスーツにネクタイとか、義務付けているわけじゃないがほとんどの若者は少数派になることを避け、みんな同じような紺か黒のスーツで同じ服装をする。良かれと思って『みんな一緒』を選択していくと、いつまで経っても群から飛び出すとか、自分はこうだという生き方が遠くなる。ずーっと『みんなはどうする』『どっちが有利』『楽しいのはどっち』答えを教えて?
多数派に入れば安心みたいな流れはあるかもしれない。だが、何かを壊して新しく何かを生むということには繋がらない。
大切なのは『少数派の考え方』『見方』を尊重する。これが難しい。
だったら、自分自身が少数派(マイノリティ)的な存在になってしまうのもあり。
逆風を覚悟して、所詮は小は大と同じ考え方ややり方で生きてはいけない。