これからはツーリズムかも知れない。アフターコロナをどう捉えて生きていくか。新潟と長岡に店がある我々は、その街がこれからどんな変化をしていくかものずごく気になる。
どの地方都市も高齢化が進み、今後どんどん人口が減っていくにもかかわらず、モノや情報は溢れている。
今までの社会は、人口増加を前提にした大量生産、大量販売、大量消費、大量廃棄の循環で成り立ってきたが、そんなことやっていてもこれからは思い通りに行くことはないだろう。
そういった中で、地域のあらゆる資源を見つめ直し、それを活かし、人や企業に選ばれる自治体になることが活性化につながるという記事を読んで特に気になったのが、アーバンツーリズムという考え方とやり方だった。
一例として、観光イベントや観光名所とは縁がない地域も魅力をプラスすることで、観光資源になるということ。キーワードは「カッコイイ」とか「ナンバー1」あるいは「オンリー1」。
楽しいし何となく気持ちがいいという付加価値をつけること、すでに当たり前のように存在していたものに魅力という特別感を加えることがアーバンツーリズムなんだそうだ。
我々はずーっと今あるものに目を向けて手を入れつづけるという考え方で、新潟は鳥屋野潟の古い倉庫、長岡は廃業した割烹旅館を再生して店をつくって今に至る。まさしくアーバンツーリズムをやってきたわけだ。
そこに次の可能性を感じる。その街に行ったら必ず寄ってみたい場所の一つになる代表的な存在がカーブドッチあるいは江口だんご、、、、、、、、、、、、S.H.Sはそこを目標にしたいが、足元にも及ばない。