城丸正ブログ

ゼネラリストとスペシャリスト

2017.08.17

ゼネラリスト ・・・多方面にわたる知識、技術などを持った人

スペシャリスト・・・特殊な技能、技術を持ち、得意分野の専門家

 

あなたはどっち?私はどっちかというと『スペシャリスト』を選ばざるをえない。

小規模な組織は、スペシャリストでないと生きていけない。

広く浅く、なんでもこなせて、人脈も広く、顔も広く、オールマイティーに生きれる人は素晴らしいと思う。こういう人は大きい組織の方が向いている。

ただ、これからロボットがやれることがどんどん増えてくると、あえて”人”でなくても良いということが起こってくると思う。例えば、起業するにあたって、カッコイイベンチャーも良いけど、カッコ悪いベンチャーを選んだ方が可能性は高まると思ったりする。どうせ冒険をするんだったら、誰も選ばない、”カッコ悪い・つらい・きたない”ベンチャーが競争相手がいない。要は、今あるものにもう一度目を向けてみると、意外と見つけることができる、スペシャル地帯があるかもしれない。スペシャリストの近道がそこにある。

私はいつも時代を少し後戻りさせたいと思うけど、それは不可能。IT革命だの、ネットだの、便利になったけど、幸せって感じる人、多いのだろうか。人の欲望は無限に拡大し、それに応えるためのビジネスを考え、お金を得る。資本主義の原理原則ではあるが、時代はもっと違う場に来ているようにも思う。なぜなら、一部の人や企業が富を得て、他は踊らされているようにも思われる。

もう”なんとか主義”ではなく、人の一生はスペシャリストとして、人に認めてもらうことで、一つの幸せを感じる時代かもね。