今日6月4日、朝から雨、県内でもオリンピックの聖火リレーがスタートした。
複雑な気持ちだ。
コロナ禍で、1万3千人以上の人が亡くなっている。国民の6割が延期もしくは中止した方がいいと思っている。しかも倒産や職を失った人も大勢いる。
それでもオリンピックを『やる』理由は何だろう。
アスリートのため、賛成している国民のため、せっかく税金を使って作った競技場を活かすため、だとしてもあまり響かない。
おそらく『やっても地獄・やらなくても地獄』だったら、『やっちゃえ』なんだろうか。
IOCが『やる』と言っているんだからどうしようもない。もし何かあったらIOCが責任を取ると思うので『よろしく』みたいな空気、本当に大丈夫?
ちょっと話は飛ぶけど、映画にもなった、総理の『記憶にございません』とか、『そんなこと言った覚えはございません』とか、『安心・安全』とかの決まり文句が多すぎて、単純にカッコ悪い。全部俺が責任を取るのでオリンピックを『やる』、いや『やめる』と啖呵を切ればいい。
でも、そこまで言わないし、必ず言い訳をする。そして強い者には弱く、弱い者には強く、強い者の顔色を見ながら右往左往する。
忖度まんえん防止も必要なくらいだ。
嫌だけど、これが人間社会のまんえんであり、しょうがない現実。耐えるしかない。
選んだのは我々だから。