城丸正ブログ

そこそこで、いいじゃないか。

2014.07.27

誰もが見向きもしないような場所だった鳥屋野の店、長岡の高畑の店、少し不便ではあるけれど自然の中にある倉庫と旅館。私たちにとっては最高の環境。しかもその土地ならではというプラスアルファ。
実は暮らす場所も同じ様な事が云えるかも知れない。大きな資本で大々的に開発された便利な場所もいいけれど、少々遠くても、少々不便でも、古い平屋や空家を通してそこそこの暮らし、とてつもなく長いローンを組まなくても家族4人ささやかな暮らし。おそらく10年後には夫婦2人の生活。自分たちで壁を塗ったり床を張ったり、直しながらも住み続ける。そして最後は土に帰る。人も家も土に帰る。ですから豊かさは色々だと思います。
私どもの小針のリノベーション住宅は、そんな暮らしの一つの提案です。もちろん古材やホームセンターの材料でつくりましたから、普通のリフォーム住宅ではありません。たった1人の人がいいねって云っていただければそれで十分です。
それと、大きなお金が動くことで経済がさも上向きになった様な流れは危険です。楽しみやおもしろい事はそんなにお金を使わなくても結構あるように思います。スモールというのは小さいということだけではなく、リスクを短く軽くということも含まれるような気がします。
どうせ田舎で住んでるんですから背伸びせず、キーワードはそこそこでいいよね。ただインテリアだけはこだわっていただきたい。私達のためにも。家ばっかりにお金をかけても、中のインテリにお金をかけなければ意味がないんじゃないかと思うけどね。