ようやくグローバル一辺倒では思うようにいかなくなって、ローカルの働きも実は大切という考え方が強くなってきたように感じる。発展途上国での製造、これらの国の人達の賃金が上昇してきている。さらに消費地に変わり、次第に日本人の賃金に追いつき始めてくると、日本で作ってもコストは変わらないようになる。わざわざ中国でなくても、ベトナム・タイでなくても、という時代があっという間に来るのではないだろうか。
しかも、ロボットが一番安いコストで使えるなら、人間でなくても良いという日がもうすぐかもしれない。技術革新とは、いかに安く、効率よく、早く物事を処理するかということだとすると、10年後・20年後どんな世界が待っているのだろう。
『10年後、君に仕事はあるのか』という本まで出ている今、これからの仕事で単純作業や、体を使わない、頭を使わない仕事は全部ロボットになってしまうのだろうか。
マニュアルやデータだけを頼りに生きていくと、完全に仕事はなくなる。
売手市場はもう数年で終わると思う。どうだろう。