今日の日経に「経済はジリ貧だ、もっと危機感を持て」という記事があった。
株高に惑わされるな!1人当たりのGDPは10位から30位台にまで下がった。株価は倍になったが、日本の存在感は低下する一方だ。
「ジリ貧なのに緊張感が乏しい。危機感をもって行動すべき時だ。」とあった。
はっきりしていることは、賃金を上げるのは政治家ではない!賃上げの意思決定をするのは99.7%の中小零細の経営者であり、そこで働く労働者が業績を上げなければ賃金は上がらない。至極当然の話だ。
なのに、政治家は平気で賃上げだと言っている。厳しい経済状況にもかかわらず、「働きすぎないようにもっと休みを増やし、生産性を上げましょう。DX、AI投資を進めましょう。そうすればもっと効率的に仕事ができるし、プライベートの時間を増すことで幸せな生活ができる」みたいな流れがずーっと続いているが、本当にそれで経済が思うように上昇したのか?
もっと年間休日を増やし、残業を減らせと言われても人手が足りないところはどうしたらいいのだろうか?様々なルールをつくって幸せを求めたが、結果としてジリ貧だという記述だった。
働き方改革ってなんだったんだ。「もう、好きにやってくれ!我々政治家の報酬は半分でいいから!」という人はいないのか。元ウルグアイの大統領のムヒカさんのような人はいないのか。
たまには極端な考えも必要ではないか。きれいごとでは思うようにいくわけないだろ!