人は美しいところときたないところを持っている。
SNSを使った『誹謗中傷』、匿名だからどんどんエスカレートしていく。
このSNSも二面性がある。
良かれと思って開発されたシステムが、人が『死』を選んでしまうような道具になってしまう。おそらく止められないだろう。
ドラマ『半沢直樹』倍返しが始まった。
これも一つの生き方。跳ね返して生きる、リアルであろうがネットであろうが、人間の汚さは至る所に存在する。それを当たり前としてどう考え生きていくかしかない。
大切にしている本があります。2007年に出版された『戦わない経営』という本です。浜口隆則さんが書いています。
何度も読み返します。中でも、『変わってるねぇ』を大事にしようという内容です。
人と違うことは勇気がいる、人と違うことをするのは勇気がいる。
なぜなら、それは、『人と違っていいんだよ』って言われる回数より、『人と同じようにしなさい』って言われる回数の方が圧倒的に多かったから。
でも、人は同じじゃない、みんな違う、みんな違う良さを持っている。
みんなが同じだと競争が始まってしまう。
それはいつか戦いにつながる。
だから違いを認めよう、違う自分を認めよう
ビジネスの世界では、違いは価値になる
違いを磨こう
『変わってるねぇ』は、いつかきっと『すごいねぇ』になるから
私は本を読むことで少しは救われるし、また新しい朝が来ると思っています。
人は残酷であり、優しい動物でもある。スマホじゃないのでわからないことが多い。でも、それで生きていけないことはない。
昔から変わらないことがある。読む(本)、そして書く、さらに面と向かって話す、すると考えるようになる。
今、読まない(見るだけ)、書かない(押すだけ)、話さない(送るだけ)が当たり前か、それが新しい人間の『カタチ』なんだろうか。
私には分からない。こんなことを書く私も『誹謗中傷』していることになるの?匿名じゃないから、ちょっとは許されるか、ま、いいや。