地元百貨店が相次いで閉店している。
9月30日、伊勢丹府中店・相模原店、少し前には松戸店、来年の3月には新潟三越が営業を終了する。
時代と共に変化していく。
新聞記事によると、1990年代は百貨店が小売の王様と言われ、新潟の地方都市でさえ4店舗も存在した。売り場面積は10,000坪、凄いという一言。それが今では郊外の、さらに大きなショッピングセンターやネットへ顧客が流れ、やっていけなくなっていく。
私は大学を卒業したとき、地元百貨店を受けましたが不採用になりました。それが原因ではないですが、あんまり好きではありません。
人間は人それぞれ、様々な理由で『ふざけやがって!』なんて思って、その後の仕事に打ち込んだりします。
落とされるとか、不採用や拒否されることは、決してマイナスなことばかりではないと思っています。『バカヤロー!』今に見ていろ!なんて、今の若い人は思わないのでしょうか。いや、思って欲しいよね。
我々は小売の世界では弱者であるし、弱者で小さいからこそ、『バカヤロー』が大切なんです。人が10やったら20やればいい、人が休んだら働けばいい、世の中がこうだから、今こうだよねではなく、会社の力や店の力でなく、自分の気持ちを熱くして逆走する生き方も大切だと思う。とことんアナログに徹するのもいい。
大きくて強い会社も永遠に続かない、それが現実なんだ。『バカヤロー』と呼ぶのもあり。