自分の気持ちは顔と言葉にすべて出ている。
例えば、仕事がつまらない、こんなに頑張っているのに報われない、お金がない、時間が足りない、こいつとは一緒にいたくない、、、全部顔に出ている。
自分もそうだった。誰もが抱く感情でもある。
でも、ずーっとこんな気持ちで生きるのも嫌だ、もういい、『仕事を辞める』『こんな人と別れる』、これを何度も繰り返しても実は解決しない。
実は『つまらないことに支配されている』ということに気付かない。
本当は相手に変化を求めても無理、自分が変わるしかない、そして『努力』する。
ただ物事は単純ではない。
『努力』をすれば報われると思っていてもそうではない。こんなに頑張っているのに何で認めてもらえない、そうしてやっと気付く、『努力や誠意』はありがとうと感謝されたり、褒めてもらうためにやるのではない。自分が今の自分より少しでも成長するためのもの。
実は、努力や誠意は報われなくてもいいと『はたらくきほん100』に書いてあった。
人との差はこんな内容を単純に『あっ、そうか』と受け止めて生きる奴と、『うっさい、うっさい、うっさい』と反発するかでその後大きく違っていく。
自分はずーっと後者だったため、60歳過ぎたあたりで『あっ、そうか』と思った。
だいぶ時間がかかった。まだどっかに『うっさい』が少し生きている。
しょうがない、人はそう簡単に本に書いてあることを受け入れない動物でもある。
早く『あっ、そうか』で生きた方がいいよ。