城丸正ブログ

「Re」はキーワード

2024.09.15

最近S.H.S長岡店の近くの中古住宅をリノベして販売会をやってみました。約30名くらいの来客があり、最終的に契約していただきありがたかったです。

今までも古い家に手を入れて我々が考える空間をつくって「いかがでしょうか」といった提案はやってきました。そのほとんどが、誰もがあまり関心を持たないような場所であったり建物だったりしましたが、それなりの空間と家具・インテリアの提案をリアルに見ていただくことで、気に入ってもらえる方々に出会うことができました。

家具・雑貨のインテリア小売業を40年以上やってきて時代の変化とそれに伴うスピードが想像以上に速く感じています。

ご存じのように、我々は古町という中心商店街から誰も見向きもしないような鳥屋野潟へ、長岡の高畑では古いつぶれてしまった割烹旅館を改装して生活の提案と食の提供などの挑戦をしてきました。その流れの中で気付いたことがあります。

それは、我々がこの場所をもっとこうすればこうなるかもしれないと提案したり、あるいはこの建物だったら減築して小さな生活というテーマで打ち出したら「いいね」と思ってくれる人もいるのではないかということです。

人口が減っていく地方の街でどんどん田んぼを埋めて開発するのは大変結構なことではございますが、もう一度今あるものに目を向けて手を入れることで今問題になっている空き家・古家の利用方法も生まれてくるのではないか。我々の出発点はリサイクルショップですから、商売の根底にどうしてもそこが強く存在します。

そして、長年家具小売や店舗の内外装をやってきたからこそ、自然と「Re」であり「リ・」であり、さらに場所の価値観を再度見直す仕事もこれからは喜ばれると若手スタッフが動き始めた。

その事業名は「リ・プレイス不動産」

こういう名前でやってみたいということになりました。

https://www.instagram.com/re_place_shs/