城丸正ブログ

「失われた〇〇」より「ボケとツッコミ」で生きようぜ

2022.07.02

最近よく「失われた30年」とかいわれている。理由として、経済がほとんど成長していない、あるいは賃金が全く上がっていない、先進国の中でも特異な国になってしまったとか。

とどめは、アメリカのギャラップ社が、熱意をもって仕事に取り組む指数が日本は139か国中132位だとか、そんな発表に「ほんとかよ!」と思ってしまう。

働いても働いてもそれほど結果につながらないのであれば、働き方を変えて効率のいい仕事のやり方や生き方をしないとヤバいぜという流れ、あんまりこんな流れを意識しない方がいいと思う。

それよりも「二人組の法則」みたいな、異なる力を持ったコンビが互いを補完し合うことで一人では生み出せない価値を生み出すことができるという考え方がある。この法則を使うことで、1人のときよりもはるかにイノベーションが生まれやすいし、その組み合わせは無数に埋もれている。

例えば、学校の成績はいまいちだが、気付きが多い人は0から1を生み出せるが、1を2や3にするのは苦手。一方、1を大きくするのは成績が優秀だけど気付きが少ない人の方が得意なんだそうだ。

ということは、互いの能力を認め、理解し合って共同で価値をつくることで「失われた○○」をなんとでもできる可能性が生まれてくる。漫才の「ボケとツッコミ」みたいなことでファンを作るのもありだ。なんでもそうだけど、どんな時代も「まだ何かあるだろうよ」で生きることで、新たな道が生まれ、死んだ気になってやれば経済がどうの、賃金がどうの、円安が、コロナがと様々な原因を探るよりは少しは生き延びることができるのかもな。