忘れてはいけないのは、「もしかしたら俺も」「俺ひとりだけでも」という想いから行動を起こすことだと思う。
なぜなら、様々な側面で厳しい状況が存在する今の社会では、「どうせ俺なんか」「俺ひとりくらい何をしても世の中は変わらない」と諦めている人がいるからだ。
しかし、1人の小さい想いや行動がまわりに大きな影響を与え、まわりを少しずつ変えていくことができる。
今日も我々の仕事に興味があるという25歳の若者が訪ねてきた。新潟出身で、今は県外で仕事をしている。仕事は外から見るのと実際に中に入ってやった時のギャップは必ずある。
自分にとって都合の良いものは与えられない。「ひろう」しかない、「つかむ」しかない、「かりる」しかない。三原則だ。
「もしかしたら俺は」この仕事で「化ける」かもしれない。あるいは、他人はどうであれ「俺は絶対に諦めない」という覚悟があってもいいと思っている。
なぜこんなことを書くかというと、様々な理由で退職するスタッフがいるからだ。それともう一つの原則「あたりまえ」のことを「バカになって」「ちゃんとやる」というABCの原則が最近また揺らいできている。
「お客様との約束を守る」という一番大事なことが曖昧になっている。約束を守る、言った事に責任を持つ、そして記憶にございませんは政治家だけ。自分のような人間は誰もができることを誰もができないくらいやり続ける、これしかない。そして、まだやっているんだ、病気だね、と言われるぐらい、やり通すしかない。気が付いたら40年やっていた。
「もしかしたら俺も」になろうよ。