バブーシュとはヒツジ、ヤギ、ウシなどの皮で作られたモロッコの伝統的な革靴のことです。
かかとを踏んで履く靴でペルシャ語で「足を覆うもの」に由来します。モロッコでは屋外でも屋内でも履きますが日本ではスリッパとして室内で使われています。
デザインは先が尖ったものや、刺繍やビーズなどで装飾されているものもあります。伝統的なアフリカの文化の要素が強い幾何学模様やカラフルな色使いのモロッカンスタイルと呼ばれるデザインが多く、ファッションやインテリアとしても楽しめます。
すべて職人の手作業で作られています。
私も愛用者のひとりで2足め、3足めとリピートして履き続けています。
丈夫で糸がほつれたり革が破れたことはなく、底面が薄くなって汚れがひどくなってきた時が替え時でしょうか。
一年中愛用していて冬でも暖かく、夏や梅雨時期でも快適に使っています。
やわらかい革で作られるバブーシュは履きこむほどに足になじみ、味がでてきます。
底の部分はクッション性があり疲れにくいです。履いていくうちに自分の足の凹凸に変化し、だんだんとバブーシュが自分の足の形になっていくといってもいいくらいです。
そのためバブーシュはスリッパと違い、「自分専用」という特別感が生まれ、愛着が湧きます。
そこに履き心地だけではないバブーシュの魅力があるのだと思います。
毎日使うからこそ愛着が湧いてストレスなく長く使いたいですよね。