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履くタオル靴下

2024.03.19

私達が毎日履いている靴下。その歴史は古く、起源はエジプトで2世紀から4世紀頃にはすでにあったと言われています。ちなみに日本で最初に現代と同じような靴下を履いたのは水戸光圀公(水戸の黄門様)らしいです。それまでは「しとうず」と呼ばれる足を覆う巾着袋のようなものや足袋を履いていました。

 

靴下はつま先、かかと、足首を覆い、しかも動く部分につけているわけですから簡単にぬげたり、動きにくくてはいけません。そのためとても複雑な作りになっていることがわかります。

ゴム部、身部、かかと部、つま先部、甲部、足底部と分かれていて部分によって糸の素材や太さを替えている場合もあります。

 

愛媛県今治市のタオルメーカーkontexは素材、機械、水、職人の技術にこだわってタオルを作っているメーカーです。そのタオルメーカーが作る靴下「履くタオル」をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

履くタオルはつま先と足底、かかとの部分の内側がパイル地なのでまるでタオルを履いているかのような履き心地で汗もよく吸ってくれます。タオルと同じこのパイルは通常の靴下より密度を上げた構造のため耐久性、クッション性にすぐれています。

 

 

 

 

 

 

一方でくるぶしより上は締め付けないレッグウォーマーのような構造になっているので軽い履き心地です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際に履いてみると靴下自体の底面にクッション性があるため履き心地がよく足の疲れを軽減してくれそうです。また、くるぶしから上はとても緩く編まれていますが落ちてくることはなく、締め付け感もありません。足首がじんわり温かく、ストレスなく履ける一足です。ルームソックスとしてもおすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長岡店スタッフに靴下を選ぶときのこだわりや条件を聞いてみました。

 

・色は白。

・柄重視、穴が空いたら替え時。

・夏は短めやパンプス用、冬は足首丈。

・かとがズレないもの、季節感も大事。使用感が出たら替え時。

・季節で素材や長さを変えている。ムレないものがよい。

・真夏でも足首まであるものを使う。冬、夏、秋冬で分けている。

 

 

毎日使うものだけに、誰もがなにかしらのこだわりがありました。洋服とのコーディネートも重要です。普段見えないところだからこそ見えた時のインパクトが大きい靴下は履き心地とともに大事なファッションアイテムでもあるんですね。