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S.H.S NAGAOKA BLOG

使い方たくさん、紺仁さんの手ぬぐい

2021.07.30

長岡店では小千谷市片貝の染色工房紺仁さんの手ぬぐいのお取り扱いをしています。手ぬぐいの他に手ぬぐいで作った「手ぬぐいそのまんまエコバッグ」と手ぬぐいを⅓の大きさにしたハンカチサイズの「御手富貴(おてふき)」があります。

手ぬぐいは古くからある日用品のひとつで平安時代から使われてきたといいます。近年ではその良さが見直され、柄も豊富で専門店までもがあります。私も手ぬぐい愛用者のひとり。10年以上前から使っているので立派なヘビーユーザーです。私自身使っていて感じる手ぬぐいの良さは二つあります。まず、速乾性。渇きが早いこと。

一度使ったタオルやハンカチが濡れたままポケットやカバンの中にあるということが誰でもあると思います。さらにそれを乾かないまま次も使わなければならなかったりすると衛生的にもよくありません。その点てぬぐいは渇きが早いので少し広げておけばすぐに乾きます。渇きが早いということは雑菌が繁殖しにくいことでもあります。

二つ目は柄が豊富にあること。手ぬぐいはもともと祭りや縁起物として使われていたという歴史から日本にある伝統的な「和柄」が使われることが多いです。和柄の中でも縁起がよい意味がある「吉祥紋」などがありますが、季節の植物や動物、身近な日用品などを現代風にアレンジしたものも今では人気があります。また手ぬぐいを一枚の絵画のように見立てて風景やシーンを描いたものを手ぬぐい額にして飾ったりと、柄の豊富さは限りがありません。

 

 

紺仁さんの手ぬぐいも「かごめ」や「糸車」などの伝統的な柄から宴会芸に使える「おとこおどり」「おんなおどり」といったユーモアのあるものまで幅広いです。

 

 

 

 

「手ぬぐいそのまんまエコバッグ」はその名の通り、手ぬぐいを全く切らずに両端とマチ、取っ手部分を縫い合わせただけの手提げです。たためば手ぬぐいとして使えるのでバッグに入れておくとちょっとした買い物に便利です。男性は特にエコバッグを持ち歩いている方は少ないようですが、このエコバッグなら荷物にもならず、柄も選びやすいのではないでしょうか。

 

 

 

「御手富貴」は手ぬぐいを三等分にして切り口を縫製したものです。薄手なのでポケットにいれても邪魔になりません。おしぼりとしてもちょうどいいサイズです。

 

 

 

古くからある日用品は実に合理的で奥が深いですね。

店頭には常に10種類以上の柄がご用意してありますのでぜひご覧ください。1枚持っているととても便利なアイテムのひとつです。