かやふきんの「かや」とは、今ではあまり使われることは少なくなりましたが蚊などの害虫が入ってこないように寝室などで使っていた目の粗い織物のことです。蚊帳の網目は虫は通さないが風は通る麻などの織物で作られたものが多いです。
その生地を5枚重ねて一枚づつ手作業でミシンがけして作ったものがかやふきんです。
「速乾性」と「吸水力」に優れているところが使いやすさの最大の理由ではないでしょうか。新しいふきんは糊がついていますのでぬるま湯で洗い、糊を落としてから使用して下さい。
使うほどふわふわと柔らかくなり使いやすくなります。
今回ご紹介する3柄はイイダ傘店のデザインです。傘の生地を布からデザイン、作成している傘屋さんです。
トウモロコシ
トウモロコシの輪切り柄。輪切りのトウモロコシがお花みたいにかわいいなんて知りませんでした。
こもれび
細かい丸は揺れる葉っぱと太陽の光。木の下から見上げた時の木の葉と隙間から見える太陽の光、ゆらめき。
バゲット
焼きたてのパンの香りが漂ってきそうなバゲット柄。焼目までリアルに描かれています。