今年も終わろうとしています。一年を振り返り様々な事がありました。年末に市美術館の展示会場の仕事を受けたこともありがたいことでした。まちをみながら、みせをつくり、ひととかかわって続けていくこと、がどんなに幸せなことか。だが一方では店を持たずネットで商いをするという時代に入り我々のような実店舗をもつことがだんだんリスクになっていく時代だとも云われています。同じような商品がいたるところで販売され、差別化することもむずかしくなっていきます。ですから最初はものまねからスタートしても、もうお手本になるようなものはないかも知れません。目に見えるものはもうすでに世の中にある、じゃあ目に見えないもので競うことだとしたら強みはなんだろう。人の力、人と人のつながり、損得をこえて、仕事をこえて、時代をこえて、五感に響くような事柄かも知れません。今年、本当にありがとうございました。来年は「深く愛して、永く愛して」をテーマに、仕事に生きようと思います。