今日、長岡店の店長と今年の反省をした。ウエディングの件数が4割減少しているとのこと。
高畑に移転して十年、”あんげな場所、何するが”と言われながらも、年間6万人のお客様が来店していただける店にはなったが、自分達の思い通りにはいかない。だからこそ、”あんげな場所”だった所を我々の手で再生し、レストランで結婚式を挙げたいと言っていただいた組数が、6年で約150組位いらっしゃった。このことだけでも、もの凄いことだということをもう一度深く考えなければならない。そして、深く感謝しなければならない。
もっと大切なことは、式を挙げてくださった新郎と新婦にとっての人生の中で一番大切な日であり、記念すべき日である。だからこそ、いつまでも”S.H.S長岡店”として継続する責任がある。そこには商売を超えた人に対する思いが大切だと考えている。しかしS.H.Sで結婚式を挙げたくないと思っている人がいるから、4割も減った。ロケーションとか言っても人の心を動かさなくなっている現実から目を離してはいけないし、料理・器・音・光・空間・接客、全てが人の心を動かしていない。一番責任が重いのが私の社員だと思う。
あんげな場所だった所を、こんげにしたんだ。そのエネルギーが今、どうなんだろう?