知ってますか?日本は米・英・独、先進国と比べ中古市場が小さすぎるということを。世界で有数の自動車大国だが、中古市場は小さい。
日本の中古車市場は、2.2兆円。米国は33兆円、米国は日本の人口の2.5倍あるが、それを考えても日本の6倍もある市場。
住宅も同じ。日本の住宅は9割が新築、中古はわずか1割。米国は9割が中古、この差は何だろう。
いかに日本人は新品好きかということなのか?中古市場が活性化することで、住宅の資産価値が維持される。でも、日本では新築から約20年弱で価値が”0(ゼロ)”になる。その後もローンを15~20年払い続けるという国。空家・古家と言ってしまえば、『壊せばいい』になるが、リノベーションやリフォームすることによって再活用できると思う。
消費者が住宅にかけるコストを安くすることによって、その分、断熱やインテリアなど、住宅の質を高める分野にお金が回る。そして、経済全体を活性化させるのも一つの方法だと思う。
ちょっと昔、『年収の5倍』・『頭金』・『総額の2割』、これが住宅ローンの借入条件だったような気がするが、どうだろう。
でも、その条件が緩くなってきたというのは、誰でも新築できて幸せになれるという妄想、経済が厳しくなっているのに、様々なローンが”緩い”ということは、どんな不幸が待っているのだろう。ものすごく恐ろしい。
”超”が付くほどネガティブでしょう?だって、中小零細の10社中、7社が赤字。これから先、35年残るといわれる業種は半分になると言われている。
まぁ、なるようになるか。一万円札どんどん刷れば、どってことない。本当、あぶないよ。こんなこと言うの、私のような少数派しかいない。
私はだから、古い倉庫直して商売やっているんです。それでも厳しい現実から目を背けない方が良いと思います。生命保険入って、最後は命と引き換えに家を残す。だが、子供達は住んでくれるのだろうか。
私からの提案、日本も欧米のように『住み替え』という方法、所有しない生き方、これから楽かもしれない。