私は30年前、青森の三沢基地で、改めて”寺山修司”に憧れを持った。
代官山の蔦屋書店に行って、”増田宗昭”という社長に憧れを持った。
『北の国から』のドラマで”倉本聰”に憧れ、”黒板五郎”のように生きたいと思った。
そして、今に至る。
小売業という道を選んで、この3人の考え方や生き方は、私の基本でもある。仕事をするうえで、増田社長の考えはものすごく参考になる。また、足元にもおよばない私だが、新潟という地方都市で、小売業という商いを続けるにあたり、『物を売る』という時代ではないことは理解できる。
顧客満足という言葉も空気のように思う。他人の満足感をどんな方法で捉えるのだろう。結局、売上げにつながったら満足したと判断するというのだろうか。これもおかしい。ということは、顧客満足ではなく、自分たちが企画することによって、支持してくれる、あるいは信用してくれるお客様をどれだけつくれるのかが大切だ。
顧客の創造ということだと思う。