顧客満足や顧客は神様扱いが、色々な所に問題を起こしている。ファミリーレストランなど、外食産業は人員不足、サービスの低下、売り上げの低さから24時間営業は見直し。次はコンビニだろう。過剰サービスから適正なサービスへ、という流れは急速に向かうかもしれない。
ただ、人間は一度でも利便性を体験すると、それが当たり前になって、不満も生まれるだろう。すべての仕事はサービス業ではあるが、それを支えているのは、あなたと同じ人間なんだということを忘れてはいけない。
もっと、もっと、これでもか、これでもかという競争の先に、やっぱり幸せは無いということ。誰かの犠牲の上に立った物事というのは、永くは続けられない。
本当に一部の事業体や、一部の人が、時代の最先端を走り、利益を得て大きくなり、力を振りかざす。99.8%の中小零細がなかったら、国は成り立たないことを、お忘れなく。99.8%は時代の最先端を走れない。でも、我々がもし無かったらを想像してみることも、たまには大切だと思うけど、どうだろう。