地方の町で起こっている郊外大型ショッピングモールやインターネットショッピングの競合から地方百貨店が消え、中心商店街のシャッター通りが加速。駅前でも賑わいを失うという事態。
その跡地に100円ショップやファストファッション、廉価家具といった大型カテゴリーの集積、空スペースを埋める行政の関連施設という機能の寄せ集め。
こんなことで街はよみがえることはないと断言している人がいる。松本大地さん。
商い創造研究所の代表取締役である。彼はアメリカのポートランドの街づくりからも学ぶべき点がたくさんあるといっている。
感性は人に教えるものでなく自分でつくるものであり、伝承は不可能であるときっぱり云っている。
そして商い人は生活者のセンスやこだわりを先取りし、時代に先んじる企画やデザインが大切だとも云っている。
どんなに小さな町でもそこに住む生活者の事を最優先に考えると、答えはないかも知れないが答えをつくっていかないと未来はないかも知れない。
イベントに頼るのはもうやめよう。祭りは年に1回で良い。だから特別なものになる。
商い人はイベントではなく、もっと本質を追求しようぜ。