最近渋谷のニュースが多い。それは2つの百貨店の話だ。今月末で西武渋谷店が閉店する。それに伴って「西武渋谷店に感謝をする一方で東急百貨店にエールを」というメッセージがあるという。
58年前、東急の本丸がある渋谷に池袋から西武が乗り込んで両者は激突を繰り返した。勝負は東急に軍配が上がった。でも、ライバルではなく、共に渋谷をつくってきた仲間としてお互いに感謝と敬意を表すことになったという。
ライバルがいたからこそ成長できたし、継続できた。競争することで共創を生んだといういい実例だった。
しかし現実は、我々のような小さな小売業は時代の変化とともにどんどん減って取引先であるメーカーが直接生活者に販売していく。結果として、今まで協力してきた仲間なのに競争相手になり、おかしな関係になっているのが目の前にある。決して共創には繋がらない。我々が生き残るには今までのやり方は通用しない。かといって明確な手段があるわけではない。
もう、売ることだけでは残れないと思う。じゃあ何をすればいいかがずーっと続く。
モノが溢れ、情報が溢れているからこそ、喜ばれることってなんだろう。これしかないのだろう。