人は成長していく過程で、友達ができたり、その友達と遊んだり喧嘩したりして、勝った負けたと感じ、負けた時の悔しさも覚え、次こそは勝ってやるとか、一見無駄に見えるような体験から色々な事を学んでいくものだと思う。
さらに、誰もが経験する受験でどうしても行きたい学校へ人の何倍も勉強してやっと合格することや、かわいいなと思った人に何度も振られ最終的に「あんたなんかクソ!」と言われてもめげないでいる、こんな経験があとで社会に出て意外と役に立つこともある。こんなことは昔も今もこれからも変わらないことと思っているのは昭和かな。
今は逆に、ありのままの自分、今の自分の学力で行ける学校でいい、なんとなく付き合い始めた人と惰性で一緒にいる、そのうち自分にふさわしい環境や職場に出会えると信じてちょっとでも嫌なことがあるとすぐに仕事を辞める、まわりもみんなそうだし、そんな人も多いだろう。
ただ、変わらないこと、それは仕事だ。仕事はつらいことも苦しいこともあるし、競うこともある。そして汗を流し、涙を流すこともある。失敗してもう駄目だと思うこともある。でも、諦めずに続けた結果としてやっとやりがいや働きがいという気持ちを持つことができる。
今、人手不足や物価高で生活が苦しい、経営も苦しい、でも給料を上げなければならない。年間の休日ももっと増やせ。要は、働く条件や待遇を今以上に良くしないと人材が集まらないという流れをメディアが大々的に流すようになった。だからそんな時代でも乗り越えていくには「強さ」が必要だ。我々のような小さな組織は思い通りに行かない現状をなんとかしようという挑戦しかない。自分自身の弱さを強さに変えていくしかない。
いい加減、便利で簡単、安くて早いを追い求めるのではなく、不便で厳しく時間がかかってもやりぬく自分たちでなければ、どんどん厳しくなっていく現実に対し立ち向かっていくことなどできないのではないか。