城丸正ブログ

仕事は味方

2025.12.10

2007年に出版された本です。働き方改革がどうのこうのなんてどうでもいい。響いた内容を書いてみる。

 

仕事について

生きるために仕事をする。命を大切にすることは時間を大切にすること。この大切な時間の中で一番多くの時間を過ごすのは仕事の時間。だからその仕事がつまらなかったら生きることがかなりつまらなくなる。だから、命を大切にしようと思ったら仕事を大切にしないといけない。自分の人生の主役は自分。主役には主役の責任がある。それは「人生で起こるすべてのことは100%自分の責任」だと覚悟すること。地震、台風、雪が降っても全部自分の責任。そう思えるくらい覚悟した人だけを主役にしてくれる。

次に常識について

何百年か前、地球は太陽の周りを回っていない、これが常識だった(天動説)。でも今は地動説が常識。多くの人が正しいと考えるとそれが常識になる。常識は今までに積み上げてきた知識、それだけのこと。そうすると、世の中には「未常識」が溢れていることになる。だから常識を少し疑ってみるのもありだ。

 

仕事をしていると間違いをする。手を抜くこともある。失敗もある。クレームも受けるし、𠮟られもする。間違っているぞ!!手を抜くな!!死んだ気になってやれ!!とも言われながら少しずつ成長していく。仕事は鏡で自分を映してくれる。自分のダメな所を見るのは気持ちいいものではない。だから見なくなってしまうこともある。すると、そこから逃げていたらずーっとそのまま。仕事は大変できつくて、ある意味敵のように感じていた。仕事は人生で多くの時間を奪ってしまう。だから人生の敵。そう思ったこともある。だが実際に仕事に真剣に打ち込んでみて分かったことがある。仕事の本当の姿が、自分の味方だということ。だからもう一歩仕事に近づこう。そして最後に、仕事は喜ばれること、幸せを商品に乗せて運ぶこと、関わる全ての人を幸せにすること。

12月に入ってもう一度読み返している。何が正しいとかではなく、自分の考え方と生き方を確認する年の瀬です。