俺より2才若い鳥嶋和彦という人。出身が新潟県小千谷市。なぜ気になったかというと、慶応大学法学部卒業後、集英社に入社して少年ジャンプの編集長になった。
この人のコメントがものすごく興味深かった。
「“嫌われる仕事術”下手な鉄砲数打ちゃ当たる。膨大な無駄の末に砂金が残る。だが現実は無駄を省いて最短で成果を出すというタイパ重視の時代。無駄を省くということは数字としての確率を高めたいということ。つまり数字のために仕事をしている。そうするとそこそこのものしかできない。」
耳が痛い内容だ。
じゃあ無駄を打って砂金を取るにはどうするか。好きになる努力ができるかどうか、好きになる才能がないとヒットは出せない。なんとなく当たり前のことなんだなあと思った。
さらに「自由の後ろには必ず不自由がある」とも言っていた。目先の数字を追うために無駄をいかになくすかという考えが当たり前になっている。下手でもいいから好きになって数や量を増やし、無駄と言われても挑戦し続けることで砂金にたどり着けるのだろう。
やってみなければわからない。