こんにちは。鳥屋野店の中川です。
今回ご紹介するのは、センスとこだわりを余すところなく活かして、空間作りを楽しまれるI様ご夫妻のご自宅。
S.H.Sでは照明・ミラー・スツールの納品までをお手伝いさせていただきました。
家具・インテリアのことは、主に奥さまがでアイテム選定などをされたそうですが、
「クラシックになりすぎず、ご主人も落ち着ける空間」を意識して、担当スタッフの村上とお話を進めていきました。
お部屋に入ると、思わず「わぁ、素敵ですね~」と
漏らしてしまう、どこか海外の雰囲気を感じる内装。
壁紙の一部に使用したのはウィリアム・モリスのデザイン、「フルーツ」。
レモンとザクロの果実に草花が絡み合う複雑な柄です。
それ以外はやや濃いめのグレーの壁紙を起用しており、
またダイニング後ろのダイニングボードにも深みのあるグリーンで、
色は使われていても落ち着きを感じる空間に仕上がっています。
奥さまのカラーセンスの良さが、伝わりますよね。
店頭でお話させていただいた際もご夫妻の装いなどから
シンプルでありながらも色づかいなどのこだわりを感じたと村上も話していました。
それでは、納品させていただいた各アイテムをご紹介いたします。
照明は「ルイスポールセン」PH3/2ペンダントライトに。
乳白ガラス越しの優しい灯りがシックな雰囲気をもたらします。
もともとご夫婦がお持ちのダイニングテーブルの場所を決めてから、
コードハンガーをて照明位置を調整しました。
ソケットの質感も、ツヤとマットのどちらにされるか迷われたそうですが、
高級感を演出するためにツヤをチョイスし、上質感を演出するなど、
パーツ含めて細部までこだわっています。
ミラーは「PORADA(ポラダ)」のFOUR SEASONS MIRROR です。
縦横のグリッドで区切られたシンプル&モダンなデザインミラーで、
こちらの取付も弊社が施工しました。
大ぶりなミラーを壁面にかけることでインテリアのアクセントになり、空間に拡がりが生まれます。
取付け位置も模型を使い、現場で細かな調整をしたうえで、
✔ 玄関から入ってきたときに、照明の明かりが目に入るように
✔ お部屋の様々な位置からも鏡に映り込む照明が見えるように
という、I様ご夫妻からのご要望と窓とのバランスを考慮して決まりました。
照明・ミラーの納品からしばらくしてから、
メーカー入荷待ちとなっていたスツールを後日納品してきました。
お尻のカタチに沿うように削り出された座面が特徴的な
「WERNER(ワーナー)」のシューメーカースツール。
ソープフィニッシュと言って石鹸水で仕上げており、汚れかなどからカバーしつつ、
優しい手触りや色の経年変化を感じられ、愛着が増していくアイテムです。
自然の風合いをもったユニークなフォルムのアイテムのおかげで
シックに寄り過ぎないように上手く引き算されています。
サイズ違いのNo.59、No.69で、ご主人様はNo.59のサイズがちょうど良いとのことでしたが、
奥様は少し低く感じられるということで、今回はS.H.Sの方でNo.69を脚カット・同じように丸脚加工をしてお届けしました。
家具にお客様が合わせていただくのではなく、お客様や生活にフィットするように、よくご相談をさせていただいたうえで、私たちが手を加えることもあります。
本当に心地よく暮らしていただくためには、必要な部分だと感じていますのでそのような選択肢を含めて様々なご提案をさせていただきます。
~最後に担当させていただいた村上から~
これから先の暮らしについて、心地よい日々を過ごすために。と、
様々なことをお考えになったうえで、建てられたご新居と伺いました。
壁紙のクラシックさと、シンプルでありながら存在感を持つインテリアが素敵です。
新しく選ばれたものと、今までたくさん大切にされ選りすぐったものとが、
共存する空間にはI様ご夫婦の優しさを感じます。
色々なお話をお聞かせいただき、共感することがとても多くありました。
貴重な時間をいただき、大変ありがとうございました。
今回はS.H.Sにてお求めいただきまして、ありがとうございました。