軍隊と軍隊とが武力を行使して争う。例えば、今だったらロシアがウクライナに侵略するのではないかというニュースが世界中を巻き込んでいる。正しいのはどっちという問題ではなく、双方に理由がある。最後は「力」で収まるのか?でも、必ず泣く人がいる。幸せより不幸が、希望より絶望が大きくなるのが戦争だろう。
もう一方は、苛酷な競争や激しい変化のスピードで当たり前が壊れていく経済戦争だと思う。新潟にも「コストコ」が出店するらしいし、新津にまたニトリが出店するらしい。地方の町に全国を股に掛けて出店する怪物たち、人を殺す武器を使うわけではないが、商店街を含め、大きな経済という力で市場を占有しようとする。
なぜ、人口が減っていく、賃金が上がらないそんな世の中で、ごく一部の巨大な企業が田舎を目指して拡大してくるのだろう。結果として、地方の我々のような「小商い」に影響を与える、それが資本主義だと言われればその通りですが、まだまだ「もっと、もっと」という意識で拡大、あるいは成長という考えに人は流れていくのだろう。
戯言に聞こえるだろうが、田舎には田舎の流儀があると思っている。その一つが、そこに住む人と人が生を共にし、人と自然が生を共にする環境をどうつくるかを意識し、豊かさから幸福って何だろうと考えて生きる時代だと思っている。せめて地元の会社であれば少しは納得できる。「力」にはあこがれを持つが、「力」は時として暴走することもある。
何が正しいとか誤っているということではなく、戦いはできれば避けたいが、戦わなければ守れない事も多いのも現実だ。