世の中の価値は常に変化していくものだと思う。
コロナ禍の前、深刻な『人手不足』に対し、週休3日制の導入、労働者争奪戦のはじまりなどと、働くことよりも休みをもっと取る、働く条件を良くしてなんとか働いてくれる人を集めたい流れが強かった。
今、コロナ禍でどうなんだろう。
いずれコロナ禍も終息する時がくるだろう。
2年くらい前、野村総研とイギリスのオックスフォード大学のオズボーン教授とフレイ教授らの共同研究で、日本の600種類の職業が人工知能に代替えされてしまう。つまり、今から10~20年後、日本の労働人口の約49%の職業が人工知能に代替えされるという。
人手不足から仕事不足という笑っていられない時代がもうそこに来ているそうだ。
生き残る方法は、もっと勉強すること、もっと人の嫌がる仕事に目を向けて頑張ること、もっとみんなと一緒の方向へ行かないこと。それと、どんな時代でも厳しい経験をした人の方が成長するし、人間にしかできない仕事を見つけて、それを切り開いていく。予想できない世の中を生き抜いていくバイタリティが大切。簡単より面倒を選び、楽しない生き方を選べば、10年後、生きていける。と書いてあった。
もっともだと思う。
『10年後、君に仕事はあるのか』という本を藤原和博という人が書いている。
人手不足や仕事不足は税金が少なくなる、生きていくうえで我々は理不尽な税金でも歯を食いしばって払う、その税金が全ての人に平等には使われない、特区や補助金という名の元に区別され、差別され、平等ではない。
だからこそ、仕事でも人生でも、少しくらいアナーキーやアウトローな気持ちで生きていくこともありだ。
『ふざけるな』と生きていくことも時として大切、反骨心も大きな力になる。
世の中の価値が常に変化していっても、そこだけは変わらないと思っている。
『ふざけるな』です。