自分達は仕事を通じて目指したいことは何か、あるいは、どうしたいのか。
決して気の利いた言葉でなくていいし、大げさな言葉でなくてもいい。
分かりやすく表現することは大切だと思う。
商売を始めてすぐに、『ひろう』『もらう』『かりる』だった。
次が、『今あるものに目を向けて、手を入れる』
その後は、『町・店・人』と変化してきた。
ネットが当たり前の社会で、リアルな存在として自分達が住んでいる『町』にふさわしいと思う『店』をつくり、その『店』にふさわしい『人』が仕事をしている。
この当たり前のことが、我々が目指すビジョンなんだということ。
逆に、人がいるから店が生まれ、町にとけこむ仕事をするということは、拡大とか成長という経済活動ではなく、生きがいとか働きがいという心の問題だと思う。
何でも揃っている生活、もう簡単に売上げは上がらない、いい物は長く使える、だんだん買う必要がなくなる。でも買ってもらうために、『お得』『お得』をアピールすることで売上げにつなげようとする、大きい会社ほどそれを前面に打ち出してくる。とても我々は敵わない。
だから同じ土俵では勝負はできない。別なフィールドを見つけ、なんとか生きていくことを選ぶわけです。
一番わかりやすいのが、水の町・新潟の鳥屋野潟であり、歴史の町・城下町・長岡の高畑という町が、あんな場所と言われながら、時間とお金をかけて、こんな場所にしました。いかかですか、支持して頂ければ幸いです。
さらに魅力的にしていこうと思っています。これしかありません。
それが我々のビジョンです。