商売のスタートが『ひろう』でした。
そして、『もらう』『かりる』。これは今も変わりがない。
誰も見向きもしない場所を探し、勝手に理由をつけ、自分のやっていることへの正当性を強く感じることで、ある種の優越感をもってやっている。
他人からみたら『バカ』です。
あんな場所で何をしても上手くいくわけがないと言われ、じゃあどんな場所で何をやったら上手くいくのだ『バカ』と思いながら、正答があれば誰も苦労しない。
言葉では説明できないものを見せるとか、身近な所に眠っているヒントを掘り起こし、こんなんどうですと表現したり、何回も何回も、ダメ・ダメ・ダメで、何度も挑戦しても思うようにいかない連続の中で、『バカ』は時間とお金を使わないとなかなか認めてもらえない。
競争相手や異業種と差別化するにはコストも時間もかかる。つまり、時間とお金をかけなければ売り上げを伸ばすことはできないと思っています。
立地にかかわらず、『いい店だね』と言われるために時間とお金をかけたところで上手くいかないことも多い。そうすると、すぐ削る経営をしてしまう。そこで、乗せる経営もありだと思う。
自分で何でもかんでもやるのではなく、ある分野に得意な人の力を乗せてもらう、『ひろう』『もらう』『かりる』そして『のせる』の4つになってきた。
ネットで安く何でも手に入る時代に、あえて店で商品を売るという行為はどんどん厳しくなってきた。このウイルス感染で観光地に人が行かない旅館が厳しいという。
『GO・TO……』って応援は我々小売業にはない。
自力で這い上がるしかない、『のせる』もありだ。