ミスには必ず原因がある。
しかも同じミスは何回も起こる。
誰の責任というわけではない、今のやり方だから起こる。
改善するためには、原因は何か、それを見つけなければならない。
ミスの種類は意外に少ない。小さなミスをそのままにして、『たいしたことない』くらいに考えていると重大なミスにつながる。
『たまたま』ではない。1つのミスを直すことは100のミスを防ぐことになる。その先に、100人のお客様を取り戻すことになる。
ビジョンや強みを語ることを否定しないが、毎日起こるミスこそが危険信号だということ、小さい組織であればあるほど『好き』で集まった人間達だろうから、『ミス』という危険信号に対し敏感になり、二度と同じミスは起こさないという覚悟で仕事に取り組むことが一番だと思う。
最近、経験の浅い社員より、ある程度経験のある社員にミスが多くなって、最悪のことを想定するとチームが壊れてしまう。『経験』は強みでもあるが『弱み』でもある。何年やっても、何十年やっても、評価するのは自分ではなくお客様であり、一緒に働く仲間だということを忘れてはならない。
ミスをなくすことで可能性は大きくなる。
しかし、ミスを間違いと認識しないのも人間の常だから繰り返し起こる。
やっぱ、難しい。ゴールはない。