ある本で、人脈の法則という記述がありました。
『人脈・人脈』と騒いでいる人ほど、たいした人脈がない。
孤独にコツコツと目の前にあるものに打ち込んできた、いい表情の人に人脈は一極集中するという。
『孤独』は才能を磨くには最高の環境、しかも人脈は作るものではなく、勝手にできるもの、人脈の前に実力をつけるのが先。
全くその通りなんだけど、人は弱いし早く結果が欲しいし、どうしても人と人のつながりが必要と思ってしまう。
私も以前は『食べていく』ためには、どうしてもこうしなければと考えることが強かった。損得で物事を考え、『一喜一憂』の連続だった。
それも全部経験しないと分からないこと。そして気付く、目の前の自分が選んだ仕事にもう一度向き合って、人の何十倍も失敗を繰り返し理解できることがある。『薄っぺらい自分に』だから人脈の前に、自分の『脈』がまだあるか、それが強いか弱いか。とことん仕事に打ち込むことが信用とか信頼につながり、安心していただく、その先に人と人のつながりができるということが分かってくる。
だから、人脈・人脈と騒ぐ時期があってもいいと思う。
後で分かる、浅はかな自分というものに。