城丸正ブログ

新しい期のスタートにあたって

2019.07.01

6月30日、我々の会社の一年の期が終わった。

生意気に法人にしてから、30期くらいだろうか。詳しくは分からない。

よく続けてこれたと思う。商売、あるいは会社は、潰れるのが当たり前と言う意識が常にあった。

何をするにも、三つの坂があると言われる。

『上り坂』『下り坂』そして『まさか』という坂。『まさか』と思うようなことはいつ起きても不思議ではない。

過去に安全だろうと思った大手マンションメーカーの倒産で、我々にとっては多額の資金回収が不能になったり、社員の突然の退社、更に地震や水害、危機は数えればきりがない。これらの全部に対し、あらかじめ準備するのは不可能である。

さらに世の中の流れが速すぎる。ちょっと前までは、24時間頑張るためのリポビタンD!とかのCMが流れていて、根性や努力が前面に出ていたが、今は『私、定時で帰ります』というドラマが放映されたり、翻弄されていく。悪く言うと、心を弄ぶ時代だからこそ、原因追及するよりも、目の前に起こる全てのことに全力で立ち向かって、乗り越えていくしかない。

7月1日は新しい期の始まりです。

山があり、谷があって、流されて、かろうじて棹さして、持ちこたえて、生き残って行くのが私達S.H.Sの人間達です。

我々は普通の人間です。しかも、大きい会社ではない。

でも、なんとなく気になる存在になるために、力を合わせて生きて行く仲間です。

頑張って行こう!