城丸正ブログ

フェイクニュースであってほしい

2019.06.21

日経の記事で、アメリカの人材コンサルティング『ギャラップ』が、世界各国の社員の士気を比較した2017年の調査で、日本は『熱意あふれる社員』の割合がわずか6%、アメリカは32%、調査した139ヵ国のうち132位と、最下位レベルだった。さらに日本は、『周囲に不満をまき散らしている無気力な社員』の割合が24%、『やる気のない社員』も70%を超えた、という内容。

だからどうなんだと言いたくなるし、まさか、とも思った。

今はやりのフェイク記事かな?情報は過去のこと、しかも2年も前のこと、なんて考えたりもした。

改めて世界地図を広げてみて、こんな小さな国が一時期アメリカに次いで世界で第二位の経済大国と言われ、今中国に次いで三位になったとは言え、頑張ってきた国だと思う。日本より下位のドイツやイギリス・フランス・イタリア等に住んだことが無いので何とも言えないが。

もう今更、上を目指す必要もないように思う。議員の数も、公務員の数も多いと言われる日本は、経済が永遠に成長することを前提として物事を考える国だということ。我々、戦後生まれの団塊の世代を中心に、時間を度外視して働いてきたからこそ今がある。

いい加減疲れてしまった日本だからこそ、仕事よりプライベートを大切にとか、残業は好ましくないとか、男も育休を取って家族のために時間を使うようにしよう、そうすれば若い親の子供に対する虐待が少しでも減らされるかもしれないという期待、等々、経済大国と呼ばれた日本で、なぜ、と思う。

根性論や忍耐などという言葉は遠い過去、もう頑張らなくても生きて行ける日本なのか、どうか、未来はだれも予測できない。

昔も今も、これからも、自分の道は自分で探して生きて行かなければならない。そこには必ず、根性とか熱意とか忍耐って大切だと思うけど、古いのかなぁ。