城丸正ブログ

自分が選ぶ側ではない

2019.06.13

自分の存在価値を行動と実績で示す。

●あなたが経営者なら、あなたを採用するだろうか

●あなたが上司なら、あなたの仕事ぶりを評価するだろうか

●あなたが妻なら、夫なら、あなたをいい夫と、あるいはいい妻と思うだろうか

●誰からも評価されず、誰からも期待もされない人間ではあまりにも寂しい

●今こそ自分の存在価値を行動と実績で示すときではないか

いい加減求めることをやめて、何をしてやれるかを考えないと殺伐とした社会になってしまう。

この内容は33年前、『眼からウロコが落ちる本』の一部の内容だったと思います。

私が30代の中盤頃、脱サラして商売をスタートしたが、全く上手く行かない時代に読んだ本、今こんなことを意識して生きている人はどのくらいいるのだろう。就活や婚活と、より良い条件を求めて活動するのは結構だけど、こんなはずではなかったことの方が圧倒的に多い。離婚も三組に一組とか、若い親が幼い子供を殺すニュースや、80代の運転が人を巻き込む事故を起こす、ほとんどが時代と共に成るようになってきた結果とも言える。

核家族化は時代の中で、誰もがそうだそうだと選んだライフスタイルだし、親子三代で一つ屋根の下で暮らすことが当たり前だった時代からすれば、ストレスがゼロに近いだろうと、良いことだらけではないだろうかと思ってたかもしれないが、子育てに悩み、孤独な老後をたった一人で生きて行くことになったり、悩みは尽きない。

だからこそ、求めることをやめて、何をしてやれるかを考えて行動しないといけないと思う。時代が変わっても、変わらない基本があるし、改めてそれは耳が痛い話でもある。今の流れの逆の場合もある。そういう意味からすると、働き方改革って何だろう。

就活や婚活は自分が選ぶ側に立っているが、本当は選ばれる人かどうかではないだろうか。