2月9日から11日までの3連休、新潟市内は雪もなく、こんな年は滅多にない。
『売るぞっ!!』でスタートする。しかし、思い通りの結果にはならない。
客数は少し伸びた、売上げも少し多い、でも目標とする数字には程遠い。
それが現実だ。
鳥屋野に移転して、もうすぐ20年になる。
その前の古町時代に比べたら、全く違う。
この自然に囲まれた鳥屋野潟に移って本当に良かった。
商売の厳しさは、ずーっと同じ実績を続けることが非常に難しいということ、特に小売業はファーストステージ・セカンドステージ・サードステージと、どんどん変化していく。
今、新しいステージに入っている。物を売る場所が増えた、リアルな場所、バーチャルな場所、しかも人口が減っても世帯数を増やすことで、なんとか経済を成長させようとする政策も限界が来ているし、長すぎる住宅ローンにも気が付き始めている。
何かを判断するのに他人の意見に右往左往、最後は自分にとって都合の良いポジティブ思考、等々、キリがない。
欲しい物がない、だから欲しいと思わせるしかない。それができるのは人間しかいない。人間しかできないことも、どんどん減っていくと言われるが、接客販売は人にしかできない生き方だと信じてやるだけ。
世の中から小さな店はなくなるのでしょうか?ネットで済むのでしょうか?
中島みゆきの『時代』を聞きたくなった。