城丸正ブログ

仕事をすること

2014.06.06

商売を続けていると何度も苦しい事を経験します。そんな時、7年くらい前に戦わない経営という本に出会って事あるごとに読み返しています。
与えられた時間を意識するとそれはそんなに長くない。しかもそれはたった1回きり、たった1回しかない、そんな大切な時間の中で最も大きな割合を占めるのは仕事の時間。だからその仕事がつまらなかったら人生はかなり楽しくない。事がうまくいくから楽しいのでなく、誰でもできることを誰もやらないくらいやることで楽しくなることを感じてみるとか、人が10回やるんだったら100回やってみるとか、1年やるんだったら10年通してみるとか、実は特別な能力や才能ではなくて、自分の問題であり、当たり前の事を特別な事にする。ですから10年経ったら20年、30年と続けていくとやっと何かつかめるかも知れない。

今、就職活動をしている学生さん、何十社もエントリーシートを出して手当たり次第受けることを否定はしません。しかし、社会には大きく分けると、製造・販売・運送・サービス、4つ位しかないんだよね。新潟を代表する大手企業は大体内定が決まって、これからは中小零細企業の求人だと思います。我々の会社は男性1人、女性1人位しか求人していません。現実はそんなもんなんです。くそみたいな情報やあってもなくてもどうでも良いような事に右往左往しないこと。学校でも社会でも会社でも人が作りだすものには必ず不条理な事がつきものです。これは昔も今もこれからも変わらない。ブラックだのホワイトだと区別している時間があったら浜口隆則さんが書いた「戦わない経営」は123ページしかありませんが、生きていくためのヒントが沢山あります。これを読んでもわからない人は一生マニュアルで生きていけばいい。専門学校や大学を出ても必ずしもバラ色とは限らない。だからおもしろいし楽しいんですよ。それから、学校出たら女子や男子でなく、女性であり男性なんですよ。〇〇女子や〇〇男子っていうのは最近の幼さの表れだと思う。いつになったら女性や男性になるの?