最近のビジネス書で、題名が『なになにしたかったら、なになにしなさい』という命令書みたいな、あるいは解答書のような本が紹介されているので、ちょっと読んでみた。
そこに書かれている内容は無意識にもう実行しているし、今更それを実行したからと言って皆同じことをやっても既に遅れている。
よーく読んでいくと、ルール本でもある。
ルールをいくらマスターしても、実際のスポーツやゲームや仕事は面白くならない。
全ての仕事もスポーツも、これをやったら必ず上手くいくなどと単純なものではないと思う。時には思いがけない、あるいは想定外のことが起こって、もの凄い失敗の量を経験することで、試行錯誤することが本来の面白さだと思う。
昨日と少し違う今日があり、昨年と少し違う今年がある。
今年は昨年よりちょっとだけ違う進歩した自分が存在することが一番大切なような気がする。